やわらかに子どもを育む家

やわらかに子どもを育む家

[家族構成]
30代夫婦、男の子(4歳)

[おうち情報]
木造2建て+建物一体ガレージ
敷地面積173.13㎡(52.37坪)
延床面積91.29㎡(27.62坪)
建築条件付き分譲地

岩村建設担当:渡部

子どもが入学するまでに家を建て、学校生活を安心して迎えたい。そう考えて土地探しから始めたお二人は、希望にぴったりの土地に出会い家づくりが始まりました。それは予想していたよりも早いタイミングだったそうです。家のことや資金のことを学びながら同時に決定していくという日々を経て、周囲の環境も含めて自分たちにフィットするくらしを得られたそうです。家づくりのこと、そして現在のくらしについてお伺いしました。

インタビュー・撮影:RSH編集部

土地を探し開始から一ヶ月で出会った場所

お子さんの小学校入学までに…という気持ちで、土地を探し始めたご夫婦。希望のエリアで岩村建設が販売する建築条件付き分譲地に出会いました。何年かかかるだろうと思っていたので予想外だったそうです。

ご主人
「こんなに早く、“ここがいいな”と思える土地に出会えるとは思いませんでした。小学校が近くて、利便性も高いけど静か。どうしてもここで建てたいというハウスメーカーなども無かったので、建築条件付きということも特に気にしませんでした。」

思ったよりも早く土地が見つかったため、家に関する知識や資金などの準備も整ってはいなかったそうです。

ご主人
「担当の渡部さんから出されたプランがまず気に入りました。自分でもネットや本で家づくりについて調べて学んでいったんですが、”予算は同じでも、岩村建設の方がグレードが高いものができる”ということがわかってきて、コストパフォーマンスがいいな、と思い、岩村建設にお願いすることことに納得感がでてきました。」

家のプランと同時に資金計画についても担当の渡部さんに相談されたそうです。子供が小さいときは住宅だけではなく教育資金や自分のライフプランやファイシャルプランとも向き合うタイミングでもありますが、一からそれを学び選んでいくのは大変な作業。とはいえ、親しい人にも自分のお財布事情を見せることはないのに、人生で一番大きい買い物の担当者にそれを明かして相談相手になってもらうということが驚きでした。それについて取材終了後に営業部長の藤森さんが話してくれました。

「お客様がご自分の全てを見せてくださるから、こちらもお見せしています。」

あらゆるものに選択肢がある自由設計。もちろん、選択肢にはすべて価格や様々な制約がついています。ひとつひとつを施主と担当が協議し決めていくなかで、隠しごとナシのほうがスムーズなのは確か。それが満足する仕上がりにつながるのですね。

子育てにぴったりの環境

ご夫婦が選んだ土地は、岩村建設が本社近くで一帯を分譲したものでした。近隣には同じように子育て期のご家族が次々と入居を始めていました。

奥様
「周りには年が近い子どもたちがいて一緒に遊べたり、小学校に入ったら一緒に登下校したりもでそうなので子育てにぴったりの環境だと思います。」

今、子どもたちに足りないのは「時間、空間、仲間」と言われていますが、ご夫婦のお住まいのエリアはご近所さん同士、お互いの子どもを緩やかに見守る雰囲気もあるよう…。現代ではなかなか得られない環境です。

やわらかな色調のやさしい家

【家と一体のガレージ】

玄関からクルマまでの距離はごくわずかであっても、雨の日など、できるだけ濡れないように考えたりしますね。家と一体のガレージなら、その煩わしさはないようです。

奥様
「子どもを乗り降りさせるときや荷物の出し入れのときに、傘をささないでいいので便利です。」

【リビング階段】

ご主人
「玄関ホールが吹き抜けていて階段、というのは家中が寒くなりますよね。だからリビング階段をリクエストしました。」

かつては2階の冷気が降りてくると言われていたリビング階段ですが、そのようなことはなく快適に過ごせているそうです。

【デザインコンクリートのアクセントウォール】

リビングには印象的なデザインコンクリートの壁がありました。面積は広いものの、目立ちすぎず、ほどよいアクセントになっていて、遊びに来たお友達にも「おしゃれ!」と好評だそうです。凹凸が多い壁は、お掃除が大変では…?とお聞きしたところ、「ホコリがたまったりはしないですし、特に手入れをしなくても大丈夫です」とのこと。壁紙の色や模様で遊ぶ他に、こんなアクセントウォールの作り方もあるのですね。
(ちなみに、岩村建設社内でも評判がよく、ショールーム「hauska」にも同様のアクセントウォールを作ってしまったほど!)

【キッチン】

背面カウンターは奥様のリクエスト。調理家電を並べています。

奥様
「以前住んでいたアパートでは炊飯器をラックに収納していて、使うたびにキッチンカウンターに出していました。今はそのまま使えるのでラクになりました。あと、扉のない棚もパントリーとして使っていて便利です。」

【2階 ホール】

2階のホールには収納棚がありました。

奥様
「私達からも収納のリクエストはしましたが、おおむね渡部さんが考えてくれました。この収納棚は案外奥行きがあって、季節外の寝具を入れることもできます。」

また、室内干しのポールが天井につけられている奥には、ベランダに出るドアもあります。

奥様
「雨が降ってきそうなときにベランダの洗濯物を室内に干しかえるのも手早くできます。」

壁付けのカウンターも、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりするときに重宝しそうですね。

【こども部屋】

まだ息子さんは小さいため寝室はご夫婦と一緒。でも、素敵なこども部屋が用意されていました。壁紙は家全体と同じやわらかい色調ながら、ぱっと明るいブルーとイエロー。窓際にはカウンターもあり学齢期には勉強机として利用できるよう、コンセントも配置されていました。

【エアコン一台で気温をコントロール】

ご主人
「この家に引っ越してきてから、夏も冬も過ごしましたが、ほぼエアコン一台で大丈夫でした。冬は朝起きたときから暖かく過ごせたし、去年の猛暑は2階の寝室のエアコンで冷房を入れたことはあったけど、タイマーでほんのちょっと使うだけで十分。冬の電気代は少しびっくりしましたが(笑)、よく考えてみたら、オール電化で灯油代もガス代も無いから光熱費はトータルでは経済的になったので納得です。夏は太陽光発電の売電もありましたし。そういうこともHEMSで確認できるのもいいですね。」

子どもも自分も主役の家

「この家で好きな眺めはどこですか?」とお聞きしたとき、奥様は「キッチンにいるときカウンター越しに、リビングで息子が安心して遊んでいるのが見えるのが好きです」と答えられました。

また、ご主人に好きなデザインをお聞きしたときも「もともとは黒とかクールなデザインが好きです。でも今、この家のやわらかい、あたたかいデザインがしっくりくるんです」とのお返事でした。

お二人にとって、今いちばんエネルギーを注いでいるのは間違いなく息子さんのよう。でも、安心して子育てできるこの家と環境ならお二人も笑顔になれますね。