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2025年度の省エネ補助金受付開始

2025住宅省エネ 補助金の特徴<新築>
長期優良・ZEHに代わり、「GX志向型住宅」の補助金が手厚くなった
昨年に続き、省エネ住宅に対して、新築リフォームそれぞれ補助金の申込がはじまりました。
今年の新築住宅に交付される補助金の特徴を一言でいうと、よりハイスペック住宅に振った補助金になっています。
去年と比較すると
長期優良住宅 100万円 → 80万円
ZEH水準住宅 80万円 → 40万円
と同じレベルの住宅であれば補助額が少なくなっています。
そのかわり「GX志向型住宅」という、さらにワンランク上のスペックの住宅に対して160万円の補助金が用意されています。
つまり今までは優秀とみられていたスペックがまずまずという扱いになり、今まで超特別扱いだったレベルの家が、普通の優秀な家扱いになったということですね。
GX志向型住宅の補助金申請はむずかしい?【Ua値】
160万円の補助金が出るGX志向型住宅ですが、実際に建てるにはどのくらいのスペックが必要か、簡単に確認をしてみたいと思います。
私たち岩村建設は、長野県諏訪地域を拠点にしていますので、地域区分でいうと3または4地域になります。
その場合、求めれられるUa値(熱貫流率)=0.28または0.34以下となります。
0.34以下であれば、弊社の標準にちょっとだけ断熱材を厚くすれば、標準仕様と同じ施工方法で簡単にクリアすることができます。コストもそれほど掛かりません。
0.28以下になると、同じ作り方で断熱材を厚くするだけではクリアできない場合があるので、一工夫必要になります。
例:サッシをトリプルガラスにする、基礎断熱の方法を変えるなど
方法は確立しているので問題なくクリアできますが、コストはそれなりにかかってきます。
「GX志向型住宅」までスペックを上げなくても、長期優良住宅やZEH水準住宅は岩村建設の標準仕様でクリアできます。
どこまで追求するかご自身にあった方法で補助金を選んでいただくのがよいですね。
もちろん補助金のご相談もお任せください。
2025住宅省エネ 補助金の特徴<リフォーム>
戸建てのリフォーム補助金は、「先進的窓リノベ」と「給湯省エネ」の2つのカテゴリーが継続されています。
窓1枚あたりの補助金額など細かい要件は多少変わっていますが、基本的なところは殆ど変わっていません。
こちらは、どんなリフォームをしたいかをベースに考えて、それに対応している補助金を利用する方法がよいと思います。
例えば「インナーサッシを追加する」のと、「サッシを丸々交換する」のとでは、補助金の使い方が変わってきます。
リフォームでは、新築のように「補助金をベースに」比較検討すると、本来の目的から外れてしまうことがあります。
まずはどんなリフォームがよいか検討して、それにあった補助金を使うといったように、賢く制度を利用していきましょう。
「住宅省エネ2025キャンペーン」公式サイト