• 社長ブログ
Posted. 2024.09.24

人材が不足しています!

人材が不足しています!
岩村建設だけでなく建設業全体が不足しているらしく、あちこちで人材不足の話を聞きます。
残念なことに建設業は人気がないらしいですね。

なぜ建設業の人気がないのか、誤解されている部分があったり、魅力が理解されていないのではないか?
人材不足解消のため、そして建設業の名誉のために、今回そのあたりについてお話ししたいと思います。

建設業の誤解

建設業は、肉体労働できついという話をよく聞きます。
また、理不尽なブラック業界と思っている方もいるでしょう。
「きつい」「汚い」「危険」の3Kという言葉もあります。

では実際はどうでしょうか?
私は、これら世間の評判は建設業全体を適切に表していないように感じています。
改めて建設業の職種やその特徴をお伝えしたいと思います。

現場監督という仕事

現場監督というと、「親方」「棟梁」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実際には現場監督とは、製造業で言う「生産管理」「資材購入」などを主に行なう職種になります。
いわゆる段取りをする人です。
そのため、腕力は必要なく女性も活躍できる仕事です。

また、現場監督の采配で工事が進んでいくので、「この家は自分が担当した」という充実感を得ることができます。
完成品をつくるために、最初から最後まで携わるという体験は格別です。
建設業ならではの楽しさをきっと感じていただけると思います。

職人という仕事

大工さんや基礎屋さん、水道設備屋さんなど実際に手や体を動かして施工する人たちのことを職人といいます。
建設業以外にも、料理の世界では寿司職人やパティシエなど様々な分野で職人と言われる仕事がありますね。

これら職人の仕事の多くは、特に建設業の場合、体力や腕力がある程度必要な仕事になります。
そのため慣れるまでは体力的にキツイというのはあると思います。

ただし、体力や腕力だけでは成り立ちません。
職人は技術職ですから、一人前になれば敬意を持って評価される、何よりも”腕前”がモノをいう職種です。
1人前になるには時間がかかるかもしれませんが、身につけたその技術は、例えば国家資格のようにどこでも通用するといっていいでしょう。

安全管理について

そもそも安全管理とは何か?
簡単に言うと、個人の力量に依存せず誰でも事故が起きない労働環境をつくる。ということになります。

残念ながら昔の建設業には、事故は自己責任、自分の身は自分で守るという風潮がありました。
ですが今は違います。元請け会社がすべての責任を負います。

そのため職人の安全は、職人に工事を依頼する岩村建設が確保しなければなりません。
そのためのルールも整備されています。
もしルールを守らなかったり事故があれば、小さい元請け会社は一瞬で存続の危機になります。

また、あたりまえのことですが安全に仕事をしたほうがいいに決まっています。
わざわざリスクを負う必要もありません。

今、まともな建設会社は、細心の注意を払って安全管理をしています。
事故や怪我があたりまえという時代は、だいぶ前に終わりました。

建設業の就業事情

他社さんの状況はわからないので、ここでは岩村建設の就業事情をお話しします。
昔の建設業のイメージとは大きく異なることがご理解いただけると思います。

有休取得率約80%

岩村建設の前年の有休取得率は約80%。
さらに、残業も平均10時間/月程度。
休日出勤したときは振替休日も取得できます。

ちなみに午後5時を過ぎると岩村建設の社員は蜘蛛の子を散らしたように帰宅します。
午後7時過ぎて残っているのは私だけです(泣)。。。

給与・賞与

こればかりは会社の経営状況や本人の能力に左右されるため、一概にはいえません。
ただ人材が不足している業種なので、自然と人を大切にするようになってきていると思います。
人が余っている業種では「やりがい搾取」なんていう話も聞きますが、そんなことをやっている場合ではないのが建設業界です。

いかがでしょうか?
建設業で働くということが、そんなに悪くはないんだということをご理解いただけると幸いです。

これを読んで、岩村建設で働いてみたいと思った方は、ぜひご一報ください!

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