• 家づくりについて
Posted. 2024.06.11

土地を買うときの注意点とは?

分譲地

家を建てる際、相続した土地や実家に余ってる畑などがないと、売地を購入して家を建てることになります。
では、希望にあった土地はどうやって探したらいいのでしょうか?
土地選びで注意することは?
また土地購入の際に気をつけることは?
今回は、土地選びと購入時に注意することについてお話したいと思います。

■自力で土地探しから購入までおこなう?
土地を探すときは通常、地元の不動産屋さんに足を運んだり、ホームページを見たりして情報を集めることが多いと思います。
またチラシや新聞広告などから情報を仕入れることもあるでしょう。
その後、気に入った売地が見つかったら契約をして購入することになりますが、これらを自力でやろうとすると様々な問題が発生する場合があります。


■土地探しでの注意点
まず土地探しですが、気に入った土地が見つかったとして、その土地の状況をしっかり確認する必要があります。
分譲地であればまず大丈夫だと思いますが、造成されていない土地の場合は特に注意が必要です。
というのも、土地を購入したらすぐに家が建てられるとは限らないからです。
例えば土地の高さ。
隣地や道路との間に段差がある場合は造成工事の必要があるかもしれません。
また、上下水道が引き込まれていない場合には、前面道路から引き込みをしないといけません。
このようなことは不動産屋さんが売買の際に説明をしてくれますが、お客様が自分で見積もりを取らないと費用がわからないので、想定外の出費になる場合があります。
土地を見る際にどういう点に注意して見ればいいか、追加の費用がかからないか、チェックポイントを把握しておくことが大切になります。

■進め方の注意点
土地自体に問題がなかったとしても、購入の進め方にも注意が必要です。
特に気をつけるのが、建物が決まっていなくて土地だけ先に購入した後、予算が足りなくなるケースです。
家づくりにかかる費用は土地と建物だけではありません。
火災保険料や登記費用などいわゆる諸費用と言われるお金がかかります。
また、建物についてもチラシに記載されている本体価格の他に追加費用がかかったり、地盤調査をしたら地盤改良工事が必要になることがあります。
このようなことを想定しつつ、前もってトータルの資金計画を立てた上で土地予算を決めることが大切になってきます。

■どうすれば安心?
このように土地を購入する際には様々に注意するポイントがありますが、普通は土地の購入に慣れていないと思うので、これら注意点を把握することは難しいと思います。
そのため、詳しい人に相談するのが一番間違いがありません。
では誰に相談するのがいいのでしょう?

おすすめは住宅会社の担当者になります。
土地を決める前に、住宅についても並行して検討してもらい、住宅会社をある程度絞り込んだところでその担当者に相談してみてください。
完全に住宅会社を決めきらなくても、ほとんどの住宅会社は土地の相談に乗ってくれます。
そうすれば、選んだ土地がどんな土地かチェックして教えてもらえますし、資金計画のアドバイスも貰えます。
また、ほとんどの住宅会社が土地探しも手伝ってくれるので、土地探し自体もご相談してみるといいかもしれません。
(ただ、後で他の住宅会社に決めたとき断りづらくなるので、候補にない住宅会社に依頼するのはやめたほうがいいです。)
安心して土地を決めて購入の手続きを進めるためにも、契約前に住宅会社の担当者にアドバイスを貰いましょう。

■「手付金」とは
最後にひとつ。
不動産業界では契約時にお支払いいただく契約金のことを「手付金」といいます。
手付金と言われると、申込金のような語感がありキャンセル可能のようなイメージがありますが、れっきとした契約金になります。
当然、契約解除すれば違約金が発生しますので、家づくりのすべての計画の目処が立つまでは、「手付金」を支払わず「申込」までにしておくことをおすすめします。

一生に一度のマイホームづくり。
上記を参考にして後悔のない家づくりをしてください!

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