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「安心」の暮らしに大切なこと
地震対策は、制震と耐震。地震の衝撃を和らげる制震ダンパーを標準装備。
また、許容応力度計算を全棟実施して、耐震等級3を標準仕様にしています。
2つの地震対策が家族と住まいを守ります。
構造上の安全性を検討・確認する方法は、大きく分けて「構造計算」「性能表示計算」「仕様規定」の3つの方法があります。岩村建設では、安全性能レベルの高い「許容応力度計算」を、全棟で行っています。
柱の間に斜めに入れる筋交いの代わりに、構造用面材を使用することで、住まいの耐震性能が向上します。
さらに窓の下など、計算には含まれない部分にも構造用面材を張るので、計算以上の耐震性能が期待できます。
筋交いを入れると、その部分だけ断熱材が入らず、性能が落ちてしまいます。構造用合板は、断熱材の邪魔をしないので、隙間なく断熱を入れることができ、性能低下がありません。
万が一濡れても、ふやけたり膨張することがない、耐水性の構造用面材“nobopan STP Ⅱ”を採用。48時間の浸漬実験でもほとんど膨張しないことが実証されています。
耐震にプラスされた、地震エネルギーを吸収する制震システム。強度を上げるだけの耐震と違い地震の衝撃を和らげるため、建物の揺れを小さくして、建物の負担を減らします。
揺れが少ないため、人や家具の転倒も抑えることができる、人にも建物にも優しい地震対策です。
2016年4月に発生した熊本地震を再現した実験で、制震システムを装着した場合、揺れ幅を最大95%低減できることが実証されました。本震だけでなく、繰り返す余震にも強いことがわかります。
大きな地震のあとにかかってくる修繕費用。場合によっては数百万円になることも。制震システムは地震の揺れを吸収、低減するので、住まいの損傷を減らし修繕コストを抑えます。
内蔵されているゴムは、促進劣化試験により90年間、性能がほとんど変わらず、効果を発揮することが確認されています。メンテナンスの必要もなく、子世代、孫世代まで、住まいをずっと守り続けます。
2階建て住宅の場合、1階に4か所設置するだけ。
コストを抑えつつ制震システムを導入することができます。
制震システムに内蔵されているゴムは、熊本城の天守閣や東本願寺などの歴史的建造物、高層ビルなどにも使われています。